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長野にて、京都の日本画の源流に触れる

水野美術館 京都市立芸術大学

「京都の日本画―100年の軌跡」
長野市若里にある水野美術館での展示
最終日に行きました。

明治13(1880)年、日本初の公立美術学校である
京都府画学校が開校し、今回の展示は、
当時の日本画に取り組む若き学生たちの卒業制作展のようでした。

大胆で繊細な構図の日本画の、
ほんわりとしたブラシ使い、

やさしい墨のような線、
鉱石を砕いた天然の顔料岩絵具
箔の輝き、絹の目

沼の底に惹かれて暗く輝く水の底を彩色する学生
猫をまるで京美人のように描いてしまう当時の風土
淡く彩られる花々の線の優しさ
妖艶さと若さのちょっとしたギャップ

現在の京都市立芸術大学につながっていく年表を眺め、
その歴史もどこか身近で、
現在とのつながりの線を体感したのが楽しかった。

全体的に感じる、みずみずしい輝きに、
明るい気持ちになりました。

水野美術館 京都市立芸術大学
水野美術館 日本庭園

水野美術館は日本庭園が美しく、大人の静かな時間を過ごせます

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